クッションフロアを剥がします。その前に、今回作業するダイニングキッチンを簡単に紹介します。
ダイニングキッチンの紹介
キッチンは古いものですがレトロな雰囲気が好きなので、これをベースに後日リメイクします。
照明は引っ掛けシーリングで使える簡易型ライティングレールに取り替えました。
クッションフロアの状態
床のクッションフロアは、劣化で継ぎ目から剥がれかけている部分が反っています。剥がれかけた部分だけ同じ厚みのフロアシートなどで不陸調整して、上から新しいクッションフロアを貼るつもりでした。
しかし、画像では分かりにくいのですが、うっすらと筋が見えますでしょうか。おそらく、この家が建てられた当初使われていた木の床材の上にクッションフロアが直接貼られているのです。この床は特に軋みやたわみもなく、まだ使えるかもしれないので、試しにこのクッションフロアを剥がすことにしました。
クッションフロアの剥がし方
という経緯で剥がし始めたのですが、完全に密着しています。茶色の部分が木の床で、白く残っているのがシート裏の紙が剥がれない部分。
調べたところ、剥離剤などの薬品を使えば落ちる様ですが、木の床を傷める恐れがあります。水でふやかしながらスクレーパーで削ると少しはがれてきたので、地道に作業を進めます。
しかし、全然剥がれないので色々な道具を買ってきました。中央の赤い棒はケレン棒というもので、剥離に使う柄の長い棒です。シール剥がしに使えるオレンジオイルも買いました。
古いクッションフロアにはアスベスト紙が使われているかもしれません。水やオイルで湿らせながら作業するので飛散することはないと思いますが、念のためマスクと防護服を用意しました。ちなみに、アスベストが使われているとしたらクッション裏の紙の部分で、処分は通常の産廃料金より上がる様です。
これらを使って早速剥がしてみましたが、やはり剥がれません。
ケレン棒を使えば表面だけは剥がせますが、接着剤で貼りついた紙に全く歯が立ちません。2日頑張りましたがこれが限界…このペースでは終わりが見えません。
結論:剥がれない
剥がすことは諦めました。ごめんなさい。上から新しいフロアタイルを貼ります。